便秘対策には水溶性食物繊維が有効?

お通じが悪ければ、お腹は張りますし、睡眠にも影響し、睡眠の質はお肌の状態にも影響してきます。ダイエットをするにしても、まずお通じを治してからともいわれています。

 

お通じがが悪くなる大きな原因の一つとして、挙げられているのが水分不足です。基本的な事ですが、食べ物はかさかさの状態より水分を含んだ状態の方が体の各器官をスムーズに通っていきます。便意を催した時にも、スムーズにいかない理由は水分が不足して弁が乾燥気味になっている事も関係しています。

 

そこで食物繊維と聞くと、繊維がたくさんあって逆につまってしまいそうなイメージがします。ですが、水溶性食物繊維はその名の通り水に溶けやすく、水によって溶けた繊維は高い水分密度を保ったジェル状になり、それがお通じにとても有効なのです。

 

具体的な食材の例を挙げると、ゴボウ、アボガド、大麦、もずくなどの海藻類に水溶性食物繊維が多く含まれています。ゴボウなどは固くて消化されにくいようなイメージがありますが、お腹の中では便秘対策にとっても有効なのです。

 

さらに水溶性食物繊維は、食欲を抑える効果もあるので上手に摂取すれば、健康的にダイエットする事も可能になります。ですが、推奨されている一日の摂取量は6~10gほどなので、摂りすぎずにバランスをとて摂取していくことが必要です。ご飯に大麦を混ぜたり、サラダにアボガドを混ぜるなどの、主食ではなく料理のアクセントとして自然に取り入れるように工夫してみてください。